WORKS
開発実績
医療・その他
2025.04
《国立大学法人 浜松医科大学様(浜松市)の事例》
臨床写真管理システム「M.M.M」
- 浜松医科大学と共同開発した写真整理システム。業務効率化とヒューマンエラーの低減に貢献。
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浜松医科大学様の皮膚科では、患部写真を1日あたり200枚前後撮影しています。システム導入前は、撮影した患部写真は診察後に整理しており、現場担当者の大きな負担となっていました。現場の負荷を軽減すべく、写真整理システムの共同開発がスタート。導入後は業務負担の軽減はもちろん、ヒューマンエラーの発生率も改善されました。
- 開発環境
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SQLServer
C#
ASP.Net

患者様の写真整理で次のようなお悩みはありませんか?
(01)
患者様ごとの写真整理作業に時間がかかる
(02)
電子カルテの患者様IDを基に写真のファイル名を変更する際、ミスが発生することがある
(03)
電子カルテの患者様IDや撮影枚数をノートやエクセルに転記する際、ミスが発生することがある
(04)
ノートやエクセルの情報を基に写真検索する作業が手間である
(05)
写真をファイルで管理するため、誤って削除してしまうことがある
(06)
専用カメラや専用システムは費用が高く、購入しにくい

M.M.Mを導入することで、次のような効果を得ることができます。
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(01)
- 医師と現場スタッフの業務負担軽減
- 写真整理の業務負担が軽減されます。また、写真取込の自動化により、ヒューマンエラーの抑制も期待できます。カメラと直接連携せず、写真ファイルで連携するため、カメラの機種を問わず写真を読み込めます。さらに、操作が簡単なため、作業負担も軽減されます。
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(02)
- 写真整理作業の時間短縮
- 画像の取り込みと振り分けが一括で処理できます。さらに、患者様情報と画像の紐付けも半自動で処理されるため、手順が簡略化され、作業時間の短縮につながります。
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(03)
- コストダウン
- 弊社独自のシンプルなシステムを導入することで、貴院の運用に合わせたオーダーメイドの機能を手頃な価格で実現できます。医療現場のニーズに応じて柔軟にカスタマイズすることで、効率的な業務運営に貢献します。
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(04)
- 安全性の向上
- 写真や患者様情報をデータベースで管理することで、漏洩リスクが低減します。さらに、ログイン機能によりシステム利用を制限することで、安全性が確保されます。
M.M.M 利用イメージ

- (A)診察・撮影情報入力
- (B)発行される撮影コードを写真撮影
- (C)続けて患者様の患部写真を撮影
1日の診察が終わるまで(A)~(C)を繰り返し、(D)へ進む
- (D)サーバーアプリで写真取込
- (E)蓄積した写真から、必要な写真を抽出
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© copyright logic corporation All rights reserved.
アプリ・機能構成
- Webアプリ
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撮影情報登録
撮影情報検索
撮影情報編集
- サーバーアプリ
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写真取込 撮影情報と撮影写真を半自動で紐づけて写真取込
システム構成図
- 例1(マルチクライアント)
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- 例2(スタンドアロン)
動作環境
- サーバー動作環境(推奨)
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OS Windows Server 2016 Standard以降、
Windows 11 Pro、Windows 10 Proメモリ 8GB以上 CPU Xeon E-2334 3.4GHz ストレージ 2TB以上のSSD ※ミラーリングバックアップ DB SQL Server 2019 Express
- クライアントPC動作環境(推奨)
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OS Windows 11 Pro、Windows 10 Pro メモリ 8GB以上 CPU Core i5 Ryzen5以上 ストレージ 200GB以上のSSD/HDD ブラウザ Edge、Google Chrome
《参考データ》 1枚10MBの写真を1日200枚、12カ月間(1カ月を20日間とする)撮影した場合、約500GB~600GBのストレージ容量が必要になります。

浜松医科大学
皮膚科学講座本田 哲也 教授
- 新時代の臨床写真整理術
- 先生方は日々、臨床写真を多数撮影されている一方で、その整理に悩まされていないでしょうか。今回開発した「M.M.M」は、そのような状況を解決する写真整理ソフトです。これまで医師が写真整理・検索に費やしていた時間を大きく短縮し、業務を効率化してくれました。